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私がスノーボードにハマった理由

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テレビで見てかっこいいと思ってやってみたスノーボードが、実際にやってみると楽しかっただけではこんなにハマらなかったと思います。

 

何度かスノーボードを滑っているうちにやっぱりもっと上手く滑りたいとか、転ばないで自分の思うように滑りたいと思うようになりましたが、じっさいにやってみるとなかなかうまくいきません。

 

運動神経には自身はある方でしたがスノーボードだけは本当に自分でもびっくりするぐらい上達しなくてびっくりしました。

その時には気づきませんでしたが私が得意と感じていた運動神経は主に球技だけで、バランスを必要とするスポーツはあまり得意ではないみたいで思うように滑れない自分が悔しかったのを覚えています。

 

そんなときに、冬だけゲレンデに住み込みで働いて休みの日は滑れるという住み込みのアルバイトのがあると知り行動力だけはあった私はすぐに調べて長野県の白馬のホテルへ応募。

白馬オリンピックがあったぐらいだから白馬ってとこは間違いないんだろうという浅はかな考えで白馬を選び、何も考えずに白馬にしました。

もちろんこの時の私はスノーボードは全く上手に滑ることが出来ないのでインストラクターなんて仕事は無縁だと思い、アルバイト先のホテルに電話をしてスノーボードが滑りたいということも伝えてお話させていただくとレストランスタッフなら朝晩は仕事だけど中抜けで毎日滑れるとのことだったので即答でレストランで働きたいですとお願いしました。

 

しかし、いざ働きに行ってみると毎日滑れるなんてのは夢のまた夢。

私の仕事内容は朝晩のレストランでの配膳と、週に1,2回お昼の時間帯に売店に立って売店のレジと向かいの喫茶でドリンクや軽食を出すと聞いていました。

お昼に売店に立った日は夜の仕事はなしですが、このゲレンデにはナイターがないのでお昼に売店に立つとスノーボードが出来ません。でも週に1,2回ぐらいなら全然いいなと思っていたら毎日売店に立たされる始末です。

 

同時期に採用された他の3人と順番にこの売店に立つ仕事をローテーションする予定だったようですが他の3人が全員とんでもないサボり魔で売店・喫茶どちらもの「ただいま席を外しています。御用の方はフロントまで」の札を立ててどこかへ行ってしまうから任せられないという理由で私が毎日売店に立つことに。

もちろん最初は断りましたが、新しくアルバイトの求人を出しているからそれまでの辛抱と説得されしぶしぶ毎日文句を言いながら売店・喫茶でも働きました。そしてこの年新しいアルバイトなんてこなかったのでシーズンが終わるまでほとんど毎日働きました。

 

それでもスノーボードがしたくて白馬まで来ていた私は一切悲観的になることはなく、

朝は5時~11時まで朝食レストラン

昼は12時~17時まで売店・喫茶

夜は17時~22時まで夕食レストラン

で働きながらチャンスはこの朝のレストランの後の11時から12時の間の1時間。

 

ゲレンデは目の前にあるので休憩に入った瞬間ダッシュでワイシャツ、スラックスの上からスノーボードウエアをきてゲレンデに走っていき、毎日リフト3b本だけを超集中して滑りました。

 

この時の寮は4人部屋で全員スノーボードをする人だけで全員19歳の同い年。私以外は皆リフト係の仕事をしていてリフト係は2日に1回休みでめちゃくちゃ滑れてめちゃくちゃ羨ましかったです。そしてやっぱり皆どんどん上手くなっていくのが悔しくて意地でも上手くなってやると毎日ゲレンデに出ました。

 

この同じ部屋の友達たちと一緒に滑れたらもっと楽しかったんだろうけど、お昼休憩の1時間では見つけることは出来ず、だいたいいつも一人で滑ってました。たまにリフトに乗るタイミングが重なって一緒に滑れた時はめちゃくちゃ嬉したっかのを覚えています。

 

ナイターがないゲレンデの営業時間は17時までで片づけをして皆は17時半には仕事は終わっていました。

私はレストランがあいている時間が22時までだったので片づけをして帰ったらいつも23時とか0時前。それでも皆起きて待っていてくれてました。

和室の8畳の部屋に生活用具とかスノーボード用品を入れると布団はもはや重なっていましたが、毎日スノーボードの話をしながら寝落ちするまでしてました。

 

この同じ部屋の3人はJSBAの実技1級を受けることにしたらしく、私もせっかくスノーボードをするために雪山にこもったのだからと思い1級を目指すことにしました。

毎日リフト3本集中して滑っているなかなか厳しかったです。

 

それでも毎日頑張っていると、朝のレストランの仕事はお客さんがいなくなったら休憩に入ってもいいと言っていただき、10時半ぐらいから1時間半ぐらいゲレンデに出れるようになり、夜から売店・喫茶に立っている社員さんもたまに早く出てくれて16時とかから1時間だけゲレンデに出ることができ、めちゃくちゃ頑張った結果、山籠もり1年目でJSBA1級を取得することが出来ました。

 

当時は本当にただがむしゃらに頑張っていただけでしたが、後になって思い返すと自分のことながらよく1級なんて取れたなと思います。

それ以来時間がないとか、環境にのせいにしないといった考えが自分の中で定着しメンタル的にもポジティブに働いています。

 

私がスノーボードにハマった理由は難しい事でもやり続ければいつか上手くなれるということを経験として体験できたことが大きいと思いす。

 

難しいこと程出来たときの達成感はハンパないし自分の自信にもなります。

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