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雪山は4駆じゃないと走れないのか!?

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雪山をを走る車と言えばカッコいいSUVなどの4駆の車をイメージする人も多いと思いますが、実際に雪山に住んでみるとわかりますが走ってる車は4駆ばかりではありません。

もちろん4駆の方が望ましいのは間違いないのですが2駆の車でも走れないことはありません。

このページでは大阪出身の私が北海道で経験したカーライフをご紹介します。

 

初めて北海道を走った車はステップワゴン

大阪に住んでいた時に乗っていた車をそのまま持って行きました。

事情があって車を手放すことになった友人に譲り受けたステップワゴンのタイヤは、夏もスタッドレスタイヤが履きっぱなしだったためそのまま北海道へフェリーで運んでいくことに。

京都の上の方にある舞鶴から出ている新日本海フェリーに乗って北海道の小樽へ向けて出発。

さすがに夏も履いてるスタッドレスタイヤは心配だったので交換してから行こうとしたが、友人曰く夏はほとんど走ってないから大丈夫とのことだったのでタイヤはそのままで、最悪小樽にオートバックスがあるのでこのスタッドレスタイヤが通用しなければソッコーでオートバックスに駆け込むつもりで行きました。

しかし、11月中旬に行った北海道は道路に全く雪がなく雪道運転を心配していたが私を待ち受けていた試される大地北海道の洗礼はとんでもない濃霧でした。

その日は小樽からルスツへ向かいましたが本当にまったく前が見えず大変でした。

数週間後ゲレンデ、道路共に雪が積もりスタッドレスタイヤの真価が試される時が来ましたが全く問題なく走ることが出来ました。

ただし、普段の走行中に全く問題はなかったものの、年に一度歩かないかの大雪が降った時には駐車場から車を出すのにタイヤが空回りしてしまったことがありました。

そんなときのために私はタイヤと地面の間にかます板を近くのホームセンターで購入していたのでそれを使うと全く問題なく駐車場から脱出。

スコップとこの板は雪国の車には必需品です。

雪道では問題ないことがわかり運転も慣れたころまた問題に直面。

札幌市内を走っていると道路には雪は積もっていないが路面が凍結してしまっている状態。

もちろん道行く車は皆安全運転。私も安全運転で走っていて緩い登り坂の赤信号で停止。青になった瞬間発進しようとするとタイヤが道路をとらえることが出来ずに空転。急アクセルでもないのにスタッドレスタイヤは道路を噛むことは一切なく緩い登りを登ることが出来ない。

全神経を右足裏に集中して超ゆっくりアクセルを踏み、アクセルからタイヤを通じて路面を感じ取り、超スローアクセルで何とか発進することに成功。

これ以外は特に困ったと感じたことはありませんでした。

 

北海道2台目の車はデリカスペースギア

北海道での2代目の車はデリカスペースギア。

足の怪我により前のステップワゴンは手放していたため中古のデリカスペースギアを購入。

デリカにした理由は、怪我が完治していない状態での仕事復帰(復帰と言ってもスノーボードインストラクター→スキースノーボードレンタルショップ)だったので雪道での貰い事故とかで再発、悪化だけは絶対に避けたいと思いとにかく頑丈な車を探したところデリカスペースギアにたどり着きました。

たぶん頑丈な車というだけで探したらもっと他にもあるんでしょうがカッコよかったしゲレンデに似合うなと思い購入に至りました。

スタッドレスタイヤは新品のものを購入しました。値段は9万円と少し値は張りましたが、この値段で安心、安全が買えると思うと安いものです。

雪道でも走破性は申し分なく、朝出勤の際寮の駐車場で皆がせっせと車の雪下ろしと、車周りの除雪をしているのを横目に一切の雪かきなしで駐車場を脱出。どんなに荒れた雪道でも何の問題もなく走ることが出来ました。

私が運転する限り1ミリも不安を感じたことはありませんでしたが、自称雪道運転が出来ると豪語する友人に運転を任せたところ、見通しのいい緩やかなカーブでスピンしました。

その時は道路に雪はなく路面凍結のブラックバーンだったようで、すぐに運転を代わり私の運転で進んでいくと対向車線でSUVが雪壁に衝突しているのを通過し、そのあとコンパクトカー道路の側道に脱輪しているような状態を目撃しました。

いかに車は完璧でもやはりドライバーのスキルもある程度は必要です。

雪道ではフットブレーキしか使わないでいるとタイヤをロックしてしまった瞬間に滑ってしまします。

いかに新品のスタッドレスタイヤ、4駆の車でも油断は禁物、エンジンブレーキもしっかり使っていきたいところです。

 

3代台目の車はモビリオスパイク

走る秘密基地と呼ばれ、いっときはゲレンデでもよく見かけたモビリオスパイク。

前のデリカスペースギアが壊れてしまい、修理したものの長くは持ちそうもないとのことだったので繋ぎでモビリオスパイクに乗るのことに。

繋ぎのつもりでしたが、特に欲しい車を探すこともなく乗っているとさすが走る秘密基地と呼ばれるだけあってなかなか快適。

私が初めて車を買ったのもこのモビリオスパイクでした。

大阪で買ったモビリオスパイクはもちろん2wdの2駆でしたが、北海道で購入したモビリオスパイクは4駆。

4駆は燃費が悪くなりそうなものですが夏だとリッター20キロ近くは走りました。大阪にいたころは燃費を気にして走ったことがなかったので比較できませんが4駆で20走れば十分じゃないかな。

冬になると雪道なのでやはり燃費は落ちてリッター15キロ程です。これでも全然文句なし。

ちなみに前のデリカはディーゼルでリッター10ちょいぐらいだったのでこちらも燃費については大満足。

最後部座席を外していたので車体が多少軽かったのもあるかもしれません。

モビリオスパイクに変えてから感じた一番大きな変化はやはり車体の重量の軽さ。

ステップワゴンもデリカも2トン近い重量だったため下り坂で減速しにくかったのに対し、1トンちょい(1トンちょいてなんやねん)のモビリオスパイクは原則も問題ないし、エンジンは1500CCでしたが車体が軽いせいか加速も問題ありませんでした。

繋ぎのつもりで乗り換えたモビリオスパイクは何だかんだまだ乗ってますし何だったら次の車検も取ろうかなってぐらい快適。

デリカが壊れたときの話

ディーゼルエンジンを積んだデリカスペースギアは壊れてるとはいえ下取りにけっこう値が付いたのはびっくりしました。

壊れた原因は急ブレーキによるシャフトとシャーシの歪みでした。

車に詳しくないのでよくわかりませんが、エンジンは丈夫でもシャーシは寿命が近かったのか急ブレーキでとどめを刺しました。

夏のある日、デリカで走っていてカーブに差し掛かると真正面から猛スピードでミニバンが突っ込んで急ブレーキ。接触こそしなかったもののかなりの衝撃。

相手の車に目をやると男数人がやたら怒っている(ように見える)ジェスチャーをしている。

ここで私は察したのですが相手はおそらくアジア系の外国人で自国では右車線走行、山道で他の車がいなかったので反対車線を走っているのに気づかずずっととばして走っていたのではないかと。

話をしようと車を降りて近寄るとすぐに逃げていきました。

その後車を走らせようとすると明らかにアクセルがおかしく、タイヤからは煙が出てきたのですぐにガソリンスタンドで見てもらうとガソリンスタンドでは修理できる範囲を超えていたようで車屋さんに持って行き修理しました。

修理完了時にも車屋さんに次の車検は難しいということを伝えられ泣く泣くデリカとはさよならしました。

2駆で雪道を走っている人の声

私個人的には2駆から4駆に変えると走りの快適さから絶対4駆がいいと思いますが、2駆でも十分だという人もやはり一定数います。

2駆でも冬は越せますが、よくよく話を聞いてみると、朝駐車場から車を出すのに時間がかかり遅刻してしまったとか。スノーボードした後に駐車場から車が出せなくて周りにいた人たちに押してもらったとか、何かしらトラブルはあるものの乗り越えてきた感じっぽいですね。

 

まとめ

スタッドレスタイヤさえ履いていれば雪道はとりあえず走れます。

スタッドレスタイヤも消耗品ですので今持っているスタッドレスタイヤが不安ならガソリン入れるタイミングにでもガソリンスタンドで店員さんに目を見てもらってもいいでしょう。

スタッドレスタイヤにも種類はありますが、私はオートバックスブランドの物でも問題なく冬は超えたのであまり詳しくない人は中古とかに手を出さずにとりあえずオートバックスで新品のがいいと思います。

そして、雪道での事故は多いので自分はもちろん安全運転を心がけて、怪我無く冬を越しましょう。

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