スノーボードのレッスンをする前に、初めてのスノーボードをするというお客様と雑談がてら服装のチェックをさりげなくします。
小さなお子様などの体力のないお客様を除いてはレッスンが始まりゲレンデに出ると約2時間は戻ってきません。
なので着ている服が暑すぎたり寒すぎたりしないかや、初めてなのでスノーボードブーツをちゃんと履けているかなどのチェックをします。
初めてのスノーボードブーツで履き方がわからなかったとスノーボードブーツに足を突っ込んだだけでレッスンの集合場所に来られるお客様もけっこういらっしゃいますが、わからないまま適当に履いてしまうよりも聞いていただいた方が安心安全に滑れます。
中にはスノーボードブーツの履き方はわかっているけど、締め付ける強さがわからずにゆるゆるの状態で履いている方もいたりします。
そしてけっこう多いのが足が冷たいから靴下を2枚重ねて履いてる方がいますが私はあまりおすすめしません。
その理由は大きく分けて2つあります。
目次
靴下を2枚重ねて履いてはいけない理由
理由その1 靴下を2枚重ねて履くと靴下にしわが出来てしまい足を圧迫する
靴下を2枚重ねて履くと靴下がしわになってしまいやすく、そのしわの部分が足を圧迫しその部分だけ血行が悪くなったりかゆくなったりすることがあります。そうなるとスノーボードを滑ることに集中できずに気になってしょうがないです。また、足裏部分で靴下がしわになってしまうとスノーボードに上手く力が伝わらなくなってしまいます。
そして、寒さから守るために2枚履いたとしても血行が悪くなってしまうと冷えに繋がってしまうので悪循環となってしまいます。
理由その2 靴下を2枚重ねて履くとブーツの中で足が動いてしまう
靴下を2枚重ねて履いてしまうと靴下同士が滑ってしまいスノーボードを滑っている最中にブーツの中で足が動いてしまいます。スノーボードブーツの中で足が動いてしまうとスノーボードに伝わる力がかなりロスしてしまいます。
まとめ
靴下を2枚重ねて履くと良くない理由を2つあげました。
靴下を2枚重ねて履くのをおすすめしないだけでなく、靴下にこだわるとスノーボードの滑りは大きく変わります。
最近ではスノーボード用の靴下も販売されているので使ってみるのもおすすめです。
ただしスノーボード用の靴下はけっこう値段も張りますし、スノーボードに本気で取り組みたいという人には靴下にお金をかけるのもありだと思いますが、まだそんなに本格的にやるかどうかわからないという方はスポーツ用のハイソックスでも構いません。
スポーツ用のハイソックスは基本的に厚手もものが多く、十分スノーボードに使えます
ただ、スポーツ用のハイソックスももってない人もいるかと思いますがその場合は最低限スノーボードブーツのたけより長い靴下を履くのをおすすめします。
くるぶしソックスなんかはスノーボードとの相性最悪でブーツとの相性によってはブーツの中で半脱げになってしまいます。
私もスノーボード用に使っているハイソックスを忘れてしまったときに普段はいている普通のくるぶしソックスを使ったことがありますが、いつものスノーボードと全く違い楽しみ切れませんでした。
私がよく使っている靴下もバスケットボールブランドですが足のアーチのサポートがしっかりされているので1日中滑っていても全然疲れません。