スノーボードインストラクターの1日ってどんな感じなのかというのをよく聞かれるのでこのページで書いておきます。
このページでは膝の怪我をした時に働いていた一番最近のスノーボードスクールの1日について書きます。
目次
スノーボードインストラクターの朝
7:15 起床
私の出勤時間は9時ですが、他の部署のスタッフが8時出勤のスタッフの人が多くそのためのバスが7:20なのでこのぐらいの時間が寮が騒がしいので起床。顔を洗ったり朝食をすます。
8:15 車の除雪 出発
日によって車の除雪量は違いますがあまり遅くなり過ぎないように寮を出ます。
大阪から持って行った車にはエンジンスターターなる便利なものはついていないので車のエアコンから温風が出る前に職場に到着。
だいたい寮から10分で着きます
8:30 職場到着 着替え
職場についてタイムカードを押したら制服であるスノーボードウエアに着替えます。
スノーボードウエアに袖を通すといつでもビシッと気合が入ります。
8:50 朝礼
スキーインストラクターと合同で朝礼。
来客見込みや、検定の有無、大会で使うバーンなどの共有、レッスンがないインストラクターにやってほしい事(ネット張りとか)の伝達など行います。
9:00 仕事開始 バーンチェック
その日出勤のインストラクター全員でその日のバーンチェックを行います。
いきなり地形が変わることはありませんが雪室が昨日と全然違うことがありますし、たまに圧雪がうまく出来てなくて初心者用コースがデコボコだったりするので必ずチェックするのと、自分の体調や気温などの体温調節に必要な情報を感じ取ります。
9:30 レッスン開始
9:30からレッスン開始なので15分ごろから集合場所で待機。
プライベートレッスンやグループレッスンでも人数が揃えば少し早く開始することもあります。
スキーのお客様は9時からレッスン開始にして集合場所が混み過ぎるのを防いでいます。
お子様のレッスンの場合は保護者の方にレッスンの終了時間と終了場所(基本的に集合場所と同じ)やレッスンで使うであろうコースを伝えます。
子供のレッスンが気になるお父さんお母さんは見に来てくれますし、お子様の場合レッスン中でもお父さんお母さんの姿が見えると安心するのか物凄く嬉しそうにし、練習の成果を見せつけるかの如く頑張ります。
基本的にレッスンに2時間。お客様のペースに合わせてレッスンを行います。
11:30 レッスン終了 データ入力
2時間のレッスンが終わりその日の振り返りや今後に向けてのアドバイス、もしまたレッスンを受けてもらいるのなら受付時に伝えていただきポイントなどを伝えます。なかなか謙虚なお客様が多く、申告よりもうまいレベルのレッスンのお客様がけっこういます。
インストラクターの控室に戻りレッスンしたお客様のレッスン内容や要点を簡単にパソコンに入力。今後他のインストラクターがレッスンを行っても大丈夫なように情報共有をします。
スノーボードインストラクターのお昼
11:50 昼食・休憩
他の部署のスタッフの多くが12時から休憩が多いので少し早く社員食堂に行って昼食。
ほぼスノーボードインストラクターだけの貸し切りで昼食を食べ終わることには満席になるほど混み合っています。
昼食の後は休憩。待機所で昼寝したり雑談したりしてます。
13:30 レッスン開始
お昼からのレッスンです。
どちらかというと午前よりも午後のレッスンの方が空きがあることが多い。
もし自分にレッスンが入っていなかった場合飛び込みで来たお客様のために30程受付の近くで待機。そのままレッスンが入らなければネット張りをしたり荷物運びをしたり、何も作業がない場合はトレーニングとして滑る時間をいただけます。
15:30 レッスン終了 データ入力
午前と同じようにレッスンの内容をパソコンに入力。
16:00 夕礼
今日1日の出来事の共有。
怪我人の報告など。どんなに安全には配慮していてもゲレンデでの怪我は付き物。大なり小なり怪我人の報告は毎日あります。
スノーボードを流してしまった一般のお客様のスノーボードの板がインストラクターの足に直撃してしまい骨折するなど悲しいことも。
16:15 夕検
スノーボードの練習。主に校長先生がインストラクター達の滑りを見てくれます。
これがかなり自分のためになるので大切な時間。
スノーボードインストラクターとは言えそれぞれ得手不得手はあるので他のインストラクターからも学ぶことはたくさんあります。
スノーボードインストラクターの夜
17:00 退勤
残業はほとんどありません。
たまーにナイターレッスンのお客様のレッスンをしたり、大会の準備が間に合っていなければ手伝ったりするぐらい。
退勤後は自分のスノーボードウエアに着替えてナイターへ。
仕事時間中とは違い自分の滑りの練習が出来るし、パークにもいけます。
レッスンで滑るのとプライベートで滑るのはまた別物!
日中レッスンしたお客様が頑張って練習しているのを見つけると物凄く嬉しい!
だいたいいつもナイターが終了するまで滑り、晩ご飯は基本的にコンビニ弁当かプロテインのみ(疲れすぎて食べるのがめんどくさい)。
滑らない日はジムに行って上半身のトレーニング。足のトレーニングはやり過ぎてしまうと次の日に自分がインストラクターとして使い物にならなくなってしまうのが嫌なのでスノーボードシーズン中は基本的にしません。
20:30 帰宅
寮に帰るとまずはお風呂へダッシュ。部屋で落ち着いてしまうとすぐに寝落ちしてしまいそうになるためすぐにお風呂に行きます。
お風呂上りに買ってきたコンビニ弁当食べたりプロテイン飲んでゴロゴロしたりします。
個室なので基本的に部屋でダラダラしながら眠くなったら寝ます。
まとめ
スノーボードインストラクターの基本的な1日はこんな感じです。
休みの日も基本的に滑ってますし、年間滑走日数100日超えなんて当たり前!
スノーボードが好きならスノーボードインストラクターという選択もありだと思います。