初めてのスノーボードの場合は借りれるものは現地で借りてしまった方が荷物も少なく、またもしサイズが合わないといったことがあった場合すぐにサイズ変更ができるのでおすすめです。
多くのスキー場でレンタルショップは併設されていることが多くスキー場の敷地内にレンタルショップが設けられていることがほとんどです。
また大きなゲレンデになってくるとゲレンデの敷地内のレンタルショップとは別に少し離れた場所に少し値段の安めに設定されているレンタルショップがある場合があります。
そして、インターネットで検索すると希望した場所に事前に申し込んだアイテムを運んできてくれるレンタルショップもあります。
私のおすすめはゲレンデの敷地内にあるレンタルショップです。スノーボードのアイテムを一式レンタルするとけっこうな荷物になりますし、ウエアは着てしまえばいいかもしれませんがスノーボードウエアを着た状態で歩くとけっこう暑いです。
もし、車での移動が苦ではない場合でもスノーボードを滑り終わった後にその場でレンタルショップに返却できるのと、わざわざ車を運転してレンタルショップまで返却しに行くのとでは全然違います。初めてのスノーボードのあとは想像以上にヘトヘトになります。
目次
スキー場でレンタルできるもの
スノーボードをレンタルする際に借りれるもの(スキー場によってはないアイテムもあるかもしれません)をまとめました。
スキー場によってアイテムのサイズ合わせの順番はそれぞれですがここではわかりやすく頭のアイテムから足に向かってまとめています。
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帽子、ヘルメット
寒さやケガから頭を守ってくれるアイテム。
ひと昔前まではヘルメットはダサい見たいね風潮がありましたが、今ではヘルメットを着用するスノーボーダーがとても増えてきたので、インストラクターである私も非常に嬉しいです。
何も被らないよりは帽子でも被った方がいいのですが、ヘルメットの方が安全性は圧倒的に高く暖かさも全然違います。そして私は自分がスノーボード初心者の頃からヘルメットを被っていますが、もしゲレンデで転んだ時に帽子だとゴーグルごと吹っ飛んでしまし、拾いに行くのがめちゃくちゃめんどくさい&周りに人がいた場合けっこう恥ずかしいです。そして吹っ飛んだゴーグルに雪が入ってしまいゴーグルが使い物にならなくなってしまいます。それに対してヘルメットだと転んでも飛んでいきませんし転んでも大丈夫という安心感からリラックスして滑ることが出来ます。
レンタルできる帽子は子供用か大人用かの違いぐらいでほとんどの場合がフリーサイズであることが多いです。選べるとしても色ぐらいのことが多いでしょう。
ヘルメットをレンタルする場合、サイズも選ぶことが多く、最近のヘルメットを取り入れているレンタルショップではダイアルで調整できるタイプのヘルメットを用意しているレンタルショップもあります。この場合少し大きめのヘルメット借りてダイアルを閉めれば頭にピッタリとフィットします。
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ゴーグル
ゴーグルに関してはレンタルショップで借りれるものはあまりいいものとは言えず、残念ながら曇ってしまうことが多いです。スポーツショップやスキー場の売店で売っている曇り止めも気休め程度なのであましおすすめしません。
サイズも子供用か大人用かの違いぐらいで、あるとしたらメガネをかけたままでもゴーグルのフレームに干渉しないようにメガネのフレーム部分が切り取られているタイプがある程度でしょう。
ゲレンデでゴーグルが曇りにくく使うポイントとしては、フェイスやネックウォーマーとゴーグルが重ならないようにする。フェイスやネックウォーマーゴーグルが重なってしまう形になると自分の吐いた息がゴーグルの内側に入ってしまいます。吐いた息には水蒸気が含まれているためゴーグルの内側に入ってしまうと小さな結露となって曇ってしまいます。真冬に暖房の効いた部屋の内側が結露するのと同じ理由です。
同じ理由でリフトに乗っている時などでもゴーグルをずらして額に上げたり首にぶら下げたりするのも良くありません。寒い真冬のゲレンデとはいえ動いたら体は温まりますし、意外とけっこう汗もかきます。リフトに乗るときもゴーグルはちゃんと付けたままか、ずらすぐらいなら完全に外して手に持ちましょう。絶対にリフトから落とさないように。
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スノーボードウエア
スキー場でレンタルできるウエアは基本的にスキー・スノーボード兼用です。
どちらかというとスノーボード向けにゆったりしているものが多い印象です。
サイズ合わせのポイントとしては自分が思っているよりかなり大きめのものを選んでください。
可能であれば実際に滑るときに中に着るものを持って行って実際に滑る格好になるように試着するのがおすすめです。そのうえでゆったりとしたものを選んでください。スノーボードは初心者のうちは立ったり座ったりすることが多いので、あまりピッタリのウエアを選んでしまうと突っ張ったりして窮屈に感じるかと思います。
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グローブ
グローブに関してもゴーグルと同じであまり優れたものでないことが多く、気温が高い湿雪の時などは雪面によく手をつくことがある場合けっこう染み込んだりしてきます。
もしもっているのならインナーグローブなどを使った方が暖かく衛生面でも安心です。
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スノーボードブーツ
スノーボードブーツはスノーボードの滑りに直接的に一番大きく関わってくるアイテムです。
スノーボードインストラクターとしてスノーボード初心者のお客様のレッスンを終えたタイミングでスノーボードが楽しかったから少しずつでもアイテムを揃えたいというご相談をよくいただきます。そこで私はいつもスノーボードブーツの購入からおすすめしています。
詳しくは別記事でまとめますが、スノーボードブーツは自分の足からスノーボードの板、そして雪面に力を伝える大切なアイテムです。このサイズ選びに一番時間を割いてもいいと言っても過言ではありません。
サイズ選びのポイントとしては、普段はいている靴の1サイズ大きめがおすすめです。
一般的に普段はいている靴のおすすめは足の実寸より+1センチのようで(靴を買いに行くと店員さんが教えてくれました)スノーボードブーツとなるとそのさらに+1センチなので、足の実寸からしたら+2センチです。分厚めの靴下を履いたりするので全く問題ありません。
スノーボードブーツに足を入れたときにつま先が曲がってしまってるのはよくありません。ワンサイズ大きいものを試してください。
スノーボードブーツの先にちょうどつま先に当たっている状態は全く問題ありません。おすすめのブーツサイズです。
スノーボードブーツに足を入れたときに簡単にすっぽりと入ってしまい、足が中で動いてしまうようではよくありません。ワンサイズ小さいものを試してください。
レンタルショップの店員さん側も履き方やサイズ選びのポイントのアドバイスは出来ますが、ブーツが自分に合っているかどうかを判断できるのはあなたあ自身です。履き比べてみて納得のいくものを選んでください。
最近では外国のお客様が日本のスキー場を訪れることも多くサイズに関してもかなり豊富に取り揃えてありますが、普段から靴のサイズが選べないぐらい足の大きな方は事前にレンタルショップに確認していただいた方が無難です。
また、足の小さな女性も同じく事前に確認いただいたり、靴下やインソールなどで調整していただくことをおすすめします。
もし、キッズ用のサイズが履けたとしても耐久性などの面で大人用に出来ていませんので絶対に使わないでください。
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スノーボード(板・バインディングのセットとなったもの)
スノーボードをする上で一番大切なアイテムです。
スノーボードの板とバインディングと呼ばれるスノーボードの板とブーツを固定するためのアイテムがセットになっているものが基本的にレンタル出来ます。スノーボードの板だけレンタルしてバインディングだけレンタルということは出来ないことが多いのでもしそういった使い方をしたい方は事前にレンタルショップに確認することをおすすめします。最近ではほとんどなくなりましたが、ステップインと呼ばれるスノーボードブーツをバインディングに押し付けるだけでスノーボードが履けるモデルのブーツとビンディングのお客様がたまにいらっしゃいます。最近だとBURTONのステップオンがあります。
スノーボードのサイズの選び方のポイントは
・身長-15~20センチのスノーボード
・スノーボードの長さが自分の顔の顎から鼻の間
このどちらかを目安にすることが多いです。
私のおすすめは初心者のうちは自分の顎ぐらいの長さのスノーボードです。
短めのスノーボードの方が少ない力でターンをしたりすることが出来るので取り回しが簡単です。
反対に長めのスノーボードのメリットはスピードを出した時やでこぼこの斜面でも弾かれない(それなりに脚力は必要)などがありますが、初心者のうちは必要性の低いメリットと言えます。
スノーボードの長さは極端に長すぎたり短すぎたりしなければ問題ありません。
まとめ
スノーボード初心者のうちはレンタルできるものはどんどん活用してください。
もし今後スノーボードにハマっていただけるなら少しずつでも自分のアイテムを増やしていくのをおすすめします。
相談できる相手がいない、選び方がわからないなどあればお気軽にコメント、もしくはお問い合わせからご連絡ください。
スノーボードブーツはだいたいのサイズでスノーボードの長さにとてもこだわる人が多く感じますが実際は逆です。
しっかりと自分の足にあったブーツを選び、スノーボードの長さは正直だいたいでけっこうです。
スノーボードブーツのサイズが合わなければ滑りに与えるデメリットはとても大きいですが、スノーボードの長さが多少違ったところで極端に影響は出たりしません。
スノーボードをレンタルされる方はぜひこのページを参考にしてください。